山に登る者は一度はヒマラヤ、特にエベレストを見てみたいですね。時間が許せば、カラバタールから ゴーキョーピークに登り、真近に見るのが最高でしょうが、せめてエベレストの見える所まで行きたいものです。 エベレスト街道はルクラまで飛行機で入るのが一般的ですが、この度は楽をしてカトマンズからタンポチェ 飛行場に飛びました。既にここは3800米を越えています。1時間程休憩して、ホテル・エベレスト・ビュー に向かいましたが、ここで失敗。自信過剰と早くヒマラヤを見たくて、荷物を持ち、尾根通し歩きました。 てきめん、その日の午後クムジュンからの帰途に高山病にやられ、その夜は七転八倒の苦しみにあいました。 皆さん高度順化をお忘れなく。

 
 ビューホテルら感動のエベレストが左奥に輝いていた(8.848m)・・・右がローツエ(8,545m)
 
 
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写真2
 

写真1・・・カトマンズの空港・遠くにはランタンヒマールの山塊が望まれた。

写真2・・・この飛行機でタンボチェ空港まで約2時間のフライトでした。

 
 
 
写真3
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  写真3・・・飛行機が飛び立つときは、右下の崖から澤に飛び出して離陸する。
写真4・・・クムジュン村の入り口。
 
 
エベレスト ビューホテルへ向かう道中・・・右は・・・エベレスト街道の象徴・アマダブラム(6812m)
 
 
ヒマラヤ街道周辺の概念図 
 
 

1997年(平成9年)10月19日(日)       同行者・妻
加治川ダムの駐車場には、6時25分に到着。身支度をして登山口へ向かう。きょうは、お天気が良いせいか、 たくさんの人が
来ていた。聞いてみると、新しく出来た登山道の記念登山会との事でした。登山道が出来 たばかりで、良く整備されていた。紅葉が丁度見ごろで、岩肌とのコントラストが綺麗だった。登山口から 頂上へは約4時間で着いた。この山は、昭和28年5月に小俣澤を登って以来なので何十年振りだった。夏・ 秋と安心して登れる山が増えて嬉しく思いました。下山してきたら登山口で下越山岳会の五十嵐篤雄さんが、大きな愛犬を連れて来ておられた。この登山道の開道の整備についての苦労話しを聞かせて頂いた。関係者の 皆様に感謝・感謝! 

 
 
写真1
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写真1・登山口から50分位の所で、大きなブナの木陰から朝日を受けた俎倉の勇姿
写真2・やせ尾根から眺める紅葉と加治川

 
写真3
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写真3・山伏峰からの焼峰山
写真3・山伏峰からの焼峰山