このページは、最近登った「里山から登山まで」の山行記録や感想文。そして、ひなびた日帰り温泉情報・何処か行 きたい所等の「行楽情報」さらに、春は新緑のとても美しい季節であり、山菜採りのシーズンでもあります。更には、 秋の紅葉の季節など一年を通じて楽しい情報を満載したいと考えております。会員の皆様方からの色々な投稿をお待ち いたしております。
 
 去る7月21日(月)の祭日を選んで、かいらぎ山岳会として、湯の平温泉の調査隊を編成し、参加者 8名で懐かしの湯の平へ行て参りました。当会としては、その結果報告を市担当課宛に提出いたしました。 概ね次ぎの様に画像を中心に報告いたします。
1、参加者
    ・高橋 剛 ・磯岡道雄 ・奥村 達 ・杉浦吉弘 ・笹川 實 ・太田靖穂 ・青木幹夫 ・坂上文雄 
    以上8名が参加いたしました。
 
 7枚を組み写真といたしました
 

2、調査内容の概要

現在、問題となっている事は、男湯(蟹湯)の湯壷が土砂で埋まっている事です。現在は辛うじて入浴 が出来ますが、豪雨の際には必ず濁流が湯壷を襲い再び土砂で埋まります。原因は、3個の巨大岩石が 水の流れを堰き止め、水位を押し上げて濁流が湯壷に向かって流れる事が判明いたしました。そこで、 根本的に土砂が流れ込まない様な工事をする必要があります。その為には、飯豊川本流にある3個の巨大 岩石(写真参照)を破壊し水流を変える事です。

 
 水流を変える事が出来るか問題の岩石
 
 
平成14年に建設された近代的な避難小屋
3個の巨大岩石と狭くなった河原
 『老人クラブの話』
 蟹湯の脇の河原で、磯岡さんと昼食をとっている時の事です。磯岡さんと私 に向かって「何処の老人クラブのお方ですか?」と尋ねられて・二人で顔を 見合わせて苦笑いたしました。考えてみれば、尋ねた若者からすれば確かに老人です!でも!それはヒドイ話だよね~

老人クラブと思われたご一行様
 『何十年振りの蟹湯』
  湯の平温泉の避難小屋は、綺麗に近代的な小屋 に建て替えられていました。湯の平温泉に入る のは、何十年振りでしょうか?何十年経っても 周りの景色は変わる事なく、我々を迎えてくれた。 しかし、湯壷の脇の河原が非常に狭くなったと 感じた。でも、何となく見覚えのある風景が記憶 から蘇ってくれて嬉しかった。


至福のひと時
 『イワナ釣り』
   駐車場から1時間程の所で、横浜から渓流釣り に来 た2人組の男性と会いました。釣ったイワナはどの様にして持ち帰るのか尋ねたら、燻製にした大きなイワナを見せてくれました。掛留駐車場から加治川ダムまでは徒歩で約3時間半・・・頑張 るとの事でした。

燻製にしても30cmの巨大イワナ
 
 9月23日秋色を探しに火打山へ行ってきました。日帰り登山なので、じっくりと秋を感ずる 時間を持つことが出来なかったのですが、天気に恵まれ快適な山旅をしっかりと楽しんできました。
 
 
天狗の庭から火打山を眺める
火打山の登山道は、歩き始めてすぐに木道歩きとなり、延々45分黒沢橋まで続きます。この先の樹林帯を抜け るとようやく高谷池に到着。そこから10分草紅葉に覆われた天狗の庭からは池塘に映る火打が美しい。まさに 天上の楽園です。 高度をあげ雷鳥平からは、登ってきた道を鳥瞰する。頂上まであとひと登り、しかし上まで 続く階段が疲れた足になおも負担をかける。辛い・・・奮闘5時間ようやく山頂に立つ、山頂からは、360度の 大パノラマ、ここで見る景色は、山の神様からの苦労してたどり着いた者だけに与えられる褒美なのだと、しば し遠くの山々に見入っていました。
 
 
延々と続く木道
火打山の紅葉
 
 
天狗の庭と高谷池の鳥瞰
東南には妙高山が望まれた
ここからの眺めは素晴らしく、目の前の焼山は、手が届きそう。南へ見渡していくと、白馬、唐松、五竜の峰々、 槍、穂高、アルプス連山、高妻、戸隠、八ヶ岳、はるか遠くに富士を望み、そして苗場、上越の山々と、本当に 素晴らしいこの景色の中にいることが、なんともいえない至福のひと時でした。
 
 
展望台より白馬・五龍岳
隣接には焼山がある
 
 3ヶ月に亘り準備をしてきた『月見の会』が無事終了しました。
昭和25年第2回卒の高木博さんが仙台より岳友4名を伴い、昭和26年第3回卒の高橋武さんが東京から、 昭和45年第22回卒の相馬隆幸さんが上尾市からそれぞれ駆け付けて来られました。また、ホームページ を開設したり、このような『月見の会』を企画する大きな目的の一つに、若い会員さんに積極的に参加して欲しいという願いもあります。この度は、そんな願いが叶って昭和52年卒の若い方たち3名が参加し てくれました。76歳の元気なお方から現役バリバリの40代の壮年を含め総勢23名で楽しい一夜を過ごす 事が出来ました。カレー、クジラ汁、刺身と会員さんの作った料理に舌鼓を打ちながら昔の芝高の話や、 山の話、趣味の話と年代を超えて語りあえた事は、とても有意義な事でした。今後のかいらぎ山岳会の 益々の発展を予感させる一夜でもありました。
 
 全員で記念撮影
 
 
 
 仙台のお客様をお迎えして、「月見の会」は昔話で尽きる事なく延々真夜中まで続いた!
 
 
 
景勝清水より蒜場を望む
景勝清水で給水
急登を終えて一息つく
 
 
岩岳への登り視界が開ける
山伏峰目前
烏帽子岩の高木さん
 
 
蒜場山頂・感激の記念撮影

下山しながら、よくもこんなに急な道を登ったものと、我ながら感心しながら高度を下げてきました。標高500m あたりを下っている時に突然・「スズメバチに刺された!」っと阿部さんが走ってきたので登り返すと、菊池さん が頭などを刺されてしゃがみ込んでいた。「痛み」と「しびれ」があると言うので、ポイズンリムーバーで毒を 吸引した。田中さんも服の上から刺された!阿部さんは、蜂に刺されたのが2回目の為に緊張が走り大至急、 県立新発田病院救急外来へと駆け込んだ。刺された部分に、腫れがあるものの大事に至らずに、予定通りに滝谷 の月見の会会場へと合流した。スズメバチの攻撃対象は、色の黒いものとの事です。幸いに、高木さんは白髪、 原色の服装をしていた水上さん、黒髪の無い坂上の3名には被害が無かったのもうなずけた。強烈に印象に残る 山行でした。

 
烏帽子岩からの下り
帰路・烏帽子岩手前から山頂を望む
岩岳にて・かいらぎ山岳会のエース
 
 
左が働きバチ4~5cm・・・右は巨大な女王バチ7~8cm
※・・・撮影・下越山岳会・笹川徹さん(管理人の笹川實氏の長男
 
 
 
 全員元気に頂上での記念撮影
 
 
うぐいす平を出発
一登り・焼峰山頂が見えた
それにしても蒜場との連チャンにもかかわらず快足を飛ばす高木博さん・山楽好の高橋さん・一歩 一歩思いをこめるように登る高橋武さんの健脚には驚くばかりでした。さらに一登り11時に修蔵峰 の遭難碑到着。途中で摘んだ黄色いミヤマキリンソウを手向け冥福を祈りました。しばしの談笑の 後山頂へ。直下の急登にあえぎ攀じ登るようにして1時頂上着。
 
 
 
 
元気なお二人(合計150歳を越えている)
いつも我々を癒してくれる清水釜

 

360度の視界が疲れを癒します。四方の山々を指呼し、飯豊やかつて登った山々の思い出に話は尽 きぬも、1時過ぎに下山開始。見返り見返り歩を止めて想いにふけり、2時半ウグイス平着。膝にそろ そろ限界を感じ始めるも何とか支え続けてくれた大腿四頭筋に感謝し、腰が不調の青木さんと同病互い に励ましあいながら3時半すぎ何とか駐車場着。互いの健闘をたたえ、無事を祝い、再会を約して散会。 再び山への道が開けた喜びを実感しながら帰途につきました。        

 
 
 皆さんお疲れの様子です、しかしまだまだ元気・・・昨日登った蒜場の雄姿が望まれる